スランプグラフに、いつの間にかハマる

スランプグラフだ。でも昔…、子供の頃、ずっと警察官へなる事、憧れてた。夢は中学生まで続き、剣道や柔道、空手に合気道、様々な武術を学び、夢へ前進。

将来、必ず悪者を退治!そう誓ってた。けど今、俺はスランプグラフを使う。カジノで働く有様。真逆だ。何故こうなる?理由は明白。

そー高校二年の暑い夏、所用で銀行へ行き、専用駐輪場へチャリを止める。勿論施錠。銀行で口座を開設し、出たら…自転車、姿無し。盗まれたと焦り、交番へ。

しかし、そこでの態度は横柄な感じ。盗まれ、泣く自分が犯人呼ばわり、挙句虚偽の申告とまで…絶望。結果、撤去され、集積所に運ばれ、出向く羽目に…。

最早なるべき職に非ずと。結局、スランプグラフを扱うように。勿論興味や憧れは皆無。友人が是非!購入収入!そんな甘言が心をくすぐり、気付けば早七年三か月、二十日。

スランプグラフ…天職とは思えんが、慣れてく自分…最早プライド、夢は変更。何を求め、生きるか…嗚呼、人生は無情也。辛き日々、いつ終わる?